頭の良い子ほど

中学受験の算数は、入試科目の中でも難しい方ですが、大人でも楽しいと感じるような発見の多い科目です。実は、頭の良い子ほど算数が苦手だという子もいます。「他の教科は全部できるのに、どうして数学だけできないのか」そう伸び悩んでいるお子様は、きっと頭が良い子、頭の回転が速い子なのでしょう。

つまり、頭の回転が速すぎて、「出来るかできないかを瞬時に見極めてしまう子」です。通常は問題文を見て、考えて、問題文を読み直して。計算式を当てはめてみて答えを導き出しますよね。頭の良い子は、考えてもすぐに解けないだろうと思った問題を飛ばし、出来る所から埋めていこうとします。頭が良く、試験やテストに慣れている子も同じ傾向があります。そしてわからない問題でも、きっと数分考えたらわかるのだろうと自尊しているのです。最後に時間が足りない、分からないという理由で、諦めてしまいます。

こういった子は、とてももったいない。やれば出来るのに、解き方のせいで点数を取り損ねているのです。記憶力が良く、理解力が高い子にこういった傾向が見られます。そんな子は、地味な計算練習をずっと続けていたって伸びません。頭の良い子でも算数が苦手だという子には、「質の良い問題」を与えてあげましょう。答えを導き出して、理解がしやすい問題です。量よりも質を重視して、算数の学習に取り組ませるべきです。